楽に泳ぐためには、無駄な力を抜いて脱力・リラックスすることが大切です。
パワーでガシガシ泳いでいる人は長い距離になると後半持たないことも。
ウサギとカメでないですが、ペースはゆっくりでも
四肢が脱力できていると後半も疲れにくくなり、
結果的に速く泳ぐことができます。
楽に泳ぐためのポイントをご紹介します!
1、真下を見て泳ぐ
立つ時に、上を向いて立ちますか?
前を向いて立ちますよね。泳ぐ時も同じです。
ついつい顔を上げて前を見がちですが、
それだけで首回りの筋肉を使って無駄なエネルギー消費をしています。
海で泳ぐ時も真下を見て、前を見るのはヘッドアップするときだけです。
2、呼吸はちょっと吐いてちょっと吸う
スイムの呼吸は鼻で吐いて、口で吸います。
厳密に言うと吸う直前に口でも吐いていますが、
鼻で吐いて、口で吸うと覚えてください。
酸素の吐き&吸い具合ですが、酸素が体内に10あるとしたら2だけ。
たくさん吐くと運動量が上がり呼吸が苦しくなる原因になります。
そして陸で特に意識せずに呼吸しているように、水中でも無意識で呼吸できるように。
3、シュノーケルするくらいの気持ちでキックをかる〜く打つ
私はキックを打って泳ぎましょう!と指導させていただいています。
キックを打つと疲れるので、、、
という方は強く打ちすぎているか、膝を曲げてキックしています。
キックは体幹部(腸腰筋&お尻)を動かすことにより脚が動いてくれます。
キックを打たないで泳ぐと脚は沈み、
推進力も減り、
腹筋に力が入らずプルのパワーも半減してしまいます。
キックを打つことにより、水を捉えて、
腹筋に力が入って腕が回り&かきやすくなります。
流れが強い海でキックを打たないと遅くなるだけでなくフラフラした泳ぎになります。
息が上がらないキックを打っていきましょう!
4、腕をナナメに入水する
泳ぐときは腕を回して泳ぐのですが、なるべく腕を回さないようにします。
トンチみたいですが。
入水はナナメにすることで、体幹(胴体)がローリングして、腕が自然と上がってきます。
そして腕が曲がっていればなおOK。
腕を伸ばして泳ぐとその分肩で支えなければならないので無駄な力を使います。
できるだけリカバリー動作(後ろから前に腕を戻す)で腕が疲れないように、
楽に腕を回すために、ナナメに入水することを心がけましょう。
自転車のペダルのように左右対称に回るイメージを持つと良いかもしれません。
★まとめ
真下を見て泳ぎ、呼吸はちょっとだけ吸って吐いて、
キックをちょこちょこかる〜く打って、腕はナナメに入水して泳ぎましょう!
楽に泳ぐには魚を見る&探すくらいの余裕を持って♪