キックのベクトルはどこを向いていますか?

最近私のブログに行きついた検索のワードで多いのは
やはりスイム系です。

その中でも【キック】が100%!

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泳ぎの中でキックを打つかどうかはまた別として
やっぱりスイムが上手・速い人はキックが上手・速い
(軽く板キックして60秒くらい)ですね。

スイムが上手・速い人=柔軟性がある人です。

まれに硬くて速い人もいますが、
パワーがあり連動性がかなり高い人は
短い距離であればそれで泳げると思います。

キックが遅い人は、足回りの柔軟性が低く、脚が棒状態になってしまい
その棒を水に打ち付けている動かし方になっています。
足で発する力(ベクトル)が上下に向いているので、一向に進みません。

キックが速い人は、足回りが柔らかく、
鞭をしならせるように脚の根本から動かし、
足先は根本が動いた分しなって進行方向と逆に力(ベクトル)が向いているため
どんどん進みます。

要は進行方向の逆にどれだけ水を運べるか?
で進む距離が変わります。

絵で説明しようと思いましたが、、、
つ、伝わりにくいですよね?

動画が撮れれば良いんですが、
絵の質はいまはこれが精いっぱいです。。

では足首はどれくらい柔らかければいいのか?
ということですが、正座をして上体は真っ直ぐのまま、
膝を上げて、膝が地面から30cmくらい上がればかなり良いですね。

私も30cm定規で測ってみましたが、30cmオーバーでした。

足首が柔らかくてもキックが遅い人は
エンジンとなる腸腰筋(足の付け根あたり)とお尻の筋肉が硬い&弱いです。

身体ができる状態でなければ当然できませんが、
イメージはとても大切です。

よくキックの指導の時に腕(肘から下)と手で
キックをイメージして動かしてもらいます。
エアー腕キックですね。

この時に動きが固ければ、キックも固いイメージしかもてません。

1人でやるとちょっと変な人ですが、
こんなことも泳ぐ前にちょこっとやってみると
変化がでるかもしれません!

根本的な直し(上達)方は、ストレッチとエクササイズです。
方法はまた紹介したいと思います。

エアー腕キック、ぜひお試しください!


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