基礎から改善!OWSに強い泳ぎ方

昨日は横浜エリアで初めてのスイムイベントを担当させていただきました。
GRADFIVEOWS TECHNIQUE LESSONの4回目です。

オープンウォータースイム(OWS)に強くなる!
をテーマにプールで2時間、会議室で1時間みっちりと。

今回は参加者が少数だったことと、ウエットスーツが着用できなったため
泳ぎ方の指導の比重を多くすることができました。

海で速くなるためには、まず泳ぎを改善させないといけません。

もちろん海で泳ぐ時に気を付けるポイントと
前方確認をするヘッドアップもレクチャーさせていただきました。

まずはストレッチとエクササイズで身体チェック!
陸のチェックでその方の泳ぎがわかります。

肩甲骨、腰、腿裏のチェック。
女性陣は柔らかかったです^^

続いて足首チェック!
スイムは足首の柔軟性がとっても大事。
楽に泳ぐため、よりプルでたくさん水を捉えるために
柔らかい足首でしなやか動くことが最大のポイントです。
硬かった方は膝下でのキック(脚)になり、身体が沈む原因になっています。

続いてこれでピタッと止まれなければ、泳いでるときもフラフラしていまいます。
みなさん腹筋が強かったのでクリアです!

腕前後回しは女性は初回でクリア。男性は初めてやる方は大苦戦!
これができるとスイムはもちろん、ランでも体幹を使って走ることができます。

そして実技へ。
ウエットスーツ着用なしのため、ビート板を使用して浮き方を習得。
横浜トライアスロンでデビューされる方がいたので、
焦ってしまった時の対処法もレクチャーさせていただきました。

泳がずに立ったままできるプル(腕)のトレーニング法も実践!
大人から水泳を始めた方は「水感」があまりありません。
「水」を「感」じることです。
まずは水の感じ方を学んでいただきました。

脚が付かないで手の動きだけで浮いていられると、
泳いだときに自然と水が捉えらえるようになります。

腕の水感を高めたところでスイムウォーキング!
・・・となるとせっかく作った腕の動きがほとんど出来なくなっていました。
ということはスイム(腕+脚)になったらできていないということ。

たかがウォーキング、されどウォーキング!
スイムウォーキングの時の動きがそのままスイムに現れます。
そしてこれはランニングの練習にもなります。
詳しくはまた別の機会にお話させていただきます!

続いてキックの打ち方編。
どこから脚が動いているかをチェック!

ビート板有りと無しバージョンでキックを馴染ませていきます。

動きを作る練習(ドリル)は息が苦しくないスピードでやるのが大事です。
ゆっくりでも苦しい方は呼吸の練習からやりましょう。

打ち方は俗にいう6ビートを推奨しています。
体幹部から細かく打って、楽なキックのまま泳ぐことにより、
身体が浮く、ブレない泳ぎになる、腕の良い動きも引き出すことができます。

と、泳ぎの基礎を作ってから、ヘッドアップ(前方確認)を学んでいただき、
撮影のために100×8~10本を泳いでいきました。

プール終了後は会議室にて、自分の泳ぎをチェック!
改善方法や隙間時間にできるストレッチを指導させていただきました。


泳ぎを変えるには、まずは自身の身体を変えること!
小手先の修正では逆に泳ぎが崩れてしまいます。

今回は参加者の方とコミュニケーションを取りながら進められて
私としては充実したレッスンになりました。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました!
必ず泳ぎが変化してきますので、日々取り入れてみてください。

次回のOWS TECHNIQUE LESSONは辰巳プールです。
ウエットスーツ着用可能なので、ウエット慣れにもぜひ!

4月18日(日)8:40‐12:30 辰巳
イベントの詳細はこちら↓↓↓
https://www.facebook.com/events/1381345665517624/