国内唯一のトライアスロン雑誌「Lumina」でラクに速くなる 超シンプルスイム特集をしていただきました!
難しい言葉はなく、動きがイメージしやすく分かりやすい内容になっていると思います。
カラー10ページ!普段私が実践していること、コーチングでお話ししていることが記載されています。
腕を回さない、引かないで泳ぐ。これが私の泳ぎ方。
そして楽な姿勢と動作を持続する、これが楽に泳ぐ秘訣です。
写真と文章で解説しているので、良い例と悪い例を実践すると、楽かどうかわかると思います。
セッションに参加されている方は、確認用にぜひお買い求めください〜!気になる方も是非!
この動き、泳ぎができるようになると、腕が疲れなくなります。
長く泳ぐと腕が疲れる、袖ありのウエットスーツが苦手な方には、ぜひ読んでいただきたいです!
それとプールではあまり実感できないかもしれないですが、海で速くなります。
逆にプールは速いけど、海だと遅くなる方にもオススメです!
ちょっと余談。
8/4に初島・熱海間団体競泳大会(3人で12km泳ぐ大会)に出場したのですが、腕は全く疲れませんでした。
一緒に泳いだ選手は400mで4分10-20秒くらい速い男性選手。私は400m5分20秒くらい。
ゆっくり泳いでね、とスタート!いきなり速い!笑
頑張れば付いていけなくはないけど(付いていったらさらにペースが上がる!)、後半持たないので、足を引っ張ってペースダウンを要求。
スタート後1時間は、横にベタ付きで引っ張ってもらい、12km持つギリギリのスピードを維持。感覚としては100m1分20秒くらい(ウエットスーツ着用)
1時間ちょっとしてから男性陣の腕が疲れてしまい、以降100m1分30秒くらいのペースに。
https://www.facebook.com/maiko.ohta.3/videos/2294023537333874/
彼らと私の泳ぎの違い
男:スプリント(750m)や51.5(1500m)など短いのがメイン
前の高い位置で手を入れ替える泳ぎで、前から後ろまでしっかり水を捉えて泳ぐ。パワー系。
(速いけど、腕を使う→後半腕が持たない。短いの向き)
私:ロング(3800m)、10kmなど長いのを泳ぐ
手の入れ替えのタイミングが早く、中間の水を捉えて泳ぐ。捉えている水の量は男性陣の1/3くらい?回転系。
(遅いけど、腕を使わない→後半も疲れない。長いの向き)
短い距離を速く泳ぐなら男泳ぎパワー系。長く楽に泳ぐなら私の泳ぎ方回転系、など泳ぎ分けるものあり。
それか、腕パワーがある人は男泳ぎ、腕パワーがない人は私の泳ぎ方、でも良いかもですね。
柔軟性、筋力に合った泳ぎ方を見つけられれば良いと思います。
Luminaの撮影の様子!いつも泳いでいる一色海岸!
このような泳ぎ方理論に至った経緯を。
2011年までトライアスロンのエリート選手で活動。このままじゃトライアスロンで食べていけないと思い、コーチになることを決意。稲毛ランニング教室と皇居でラン指導をしていたので自然な流れでした。
稲毛インターで練習をしていたのですが、エイジグルーパーの方のトライアスロンの取り組み方を見ていたので、いつかはあのように、と思っていました。稲毛で鍛えてもらいました!
そして学生の頃からアドバイスをいただいていた、トライアスロンでオリンピアンを育てた青山剛コーチの元で走り方、コーチング方法を学びました。ここでは主にラン指導を。ランナーの方にスイム指導させていただき、泳げない人にどうコーチングしたら良いのかの基礎を経験させていただきました。
30歳を期にトライアスロンの指導をメインでやりたい!と、2015年4月からラプレムをスタート。
コーチとしての1つの目標に、ルミナのスイム特集で載る、ことがありました。
ラプレムを始めて5年目。青山コーチの元で学ばせていただいたこと、たくさんの方がセッションにご参加くださり、どう伝えたらわかるかな、ドリルをしたらできるようになるかな、と試行錯誤させていただいたおかげで、目標達成できました。みなさんありがとうございます!!
2012年の宮古島、国体、日本選手権(前日に肋骨に喘息の咳によりヒビが入りDNS)以降しばらくトライアスロンに出ることはありませんでした。皆さんの活躍や同期の選手が頑張っているのを見て、私も頑張ろう、と思いトレーニングを再開したのが2017年10月。
湘南OWS10kmやロングのトライアスロンを走るようになり、昔の泳ぎ、走り方だとパワーが続かず、出来るだけ長く楽に速いフォームを追求してきました。
今のフォームは短い距離は速くないけど、長く楽に(速く)動けるフォームです。
セッション、セミナーでは自身で経験したことをお伝えしています。なのでこの2年くらいは考え方も変わってきていると思います。
前と言ってることが違うな?と思うこともあると思いますが、今言っていることが最新です!笑
コーチングしている上で全員にお伝えすること。
速さは人それぞれなので人と比べない。痛いなら走らない。出来ることをする。身体に合った距離ペースで楽しむ。
レースでは笑顔で応援に手を振って、ボランティアの方にはお礼を言える余裕を持って!速くても怪我をしては楽しくない。
どんなペースでも良いので、常にカッコ良いフォームで!ぐったり走っている写真しかなかったら残念ですもんね。
皆さんにとってトライアスロンは趣味、遊びなので、笑顔で楽しく♫
1人でも多くの方にトライアスロン、OWSを楽しんでいただけるように、これからもコーチング、競技力を磨いていきます!
編集長の角田さん、撮影してくださった播本さん、ライターの原さん。
ありがとうございました!