アイアンマンディスタンスのランのピッチについて

ランだけのキロ5分とトライアスロン(ロング)のキロ5分だと、トライアスロンの方がピッチが早い。その差一分間に8歩。
つまりはストライドが短い。バイクの後はどうしてもランだけと同じようには走れない。

2019宮古島キロ5分ペース 190spm

ラン(JOG)キロ5分ペース 182spm


トライアスロン(特にロング)では、疲労状態でいかに効率良く走るか。パワーに頼らない走り方が大事だと思う。

ストライドが広げようとすると筋力をより使い、着地衝撃も強くなるので、脚へのダメージも大きい。
もちろんパワーがあって、脚が強いならストライド走法でも良いと思います。

ラプレムランセッションではトライアスロンのランを想定して、走る前にランジウォーク、ジャンプスクワット、サイドジャンプを入れて、脚を敢えて疲労させてから走っています。

疲労状態ではタイムは出ないので、いかにその身体で楽に速く走れるか、これが重要。
その時の状態でベストな走りをすること!

速く走るには、ピッチ×ストライドの掛け算。
ストライド意識で走ると脚パワーをかなり使うので、私はピッチを上げて走るのを優先。
スピードが上がれば自然とストライドは広くなる。

ストライドを広げるためには柔軟性(そもそも脚が開くか)、体幹の筋力(脚を動かす力)が必要。
ストライドアップのためのトレーニングには、このお尻歩きがおすすめです。
お腹で脚を動かす!

ペースによってピッチは変わる。私はこんな感じ。

疲れてくると下を見て、ピッチが落ちます。ペースダウンしている方の共通点かなと思います。

今年の宮古島トライアスロンのランで、前半ペース上がらずだったのですが、折り返してからずっと仲間に声をかけ、沿道の方と話していたらどんどん元気になってきて、ピッチもペースも上がって気持ち良く走れました。

ピッチを上げる際の注意点!
腕を動かすと脚が動きます。脚を速く動かすのではなく、しっかり腕振りをしてくださいね。

トライアスロン、マラソンを走るとき、笑顔で走る。これ大事!!
応援に手を振りながら走ると元気をもらえて、ピッチが上がってより楽しく走れますよ♫