日: 2014年8月20日

50m板キックのタイムから見えてくること~スイム&ラン

みなさん、ご自分の板キック50ⅿのタイムを知っていますか?
※板キック→ビート板を持って、バタ足だけで進むこと。

チームアオヤマでのスイム指導は
板キックで60秒を切らないとプル(手の動き)は指導しない!
で徹底して行っています。
スイムセッションのラストは毎回計測をして、毎回乳酸まみれになっています(笑)

また定期的に50m板キックとスイム100~400mのタイムを計測して
スイムの級付けをしています。

この方は板キック44秒8、スイム400m6分26秒です。(4月現在)
トライアスロンのスイム1500mはだいたい26~27分で上がられます。
プルは現在練習中!

昔、稲毛インターナショナルトライアスロンクラブの朝スイムを指導した際に、
板キックTT計測をしたら約40名中、60秒かかったのは
3~4名だったと記憶しています。

板キックを避けている方が多いかと思いますが、
キックが進まないと上手く泳げません。

キックが入らない(打てない)と体幹を介して
腕の動きが連動が付いてこないからです。

そのためキックができないうちにプルを指導しても
バラバラの動きになるため、まずは60秒切りを目標にしています。

ほとんどキックを打たずに速く泳げている人は、キックの基本ができています。
板キック60秒は余裕で切れると思います。
今の私は43秒くらいかな・・・測ってみます!

板キック60秒切れるけど、肩周りや腕が疲れる人は
体幹を使って泳げていない(連動していない)、手かきになっている人です。

キックを打って手もかいてるけど全然進まずキツイ人は
板キック60秒かかると思います。




チームアオヤマではトライアスロンやスイムをされないランナーの方でも
必ずスイム(プールに入る)をしています。

泳がなくてもアクアウォーキング(水中ウォーク)でクロストレーニングをして、
板キックをすることで心肺機能が向上、または維持することができます。
慣れない方はそうとう苦しいようですね(笑)

また板キックは足首の柔軟性があり、
腸腰筋・お尻の筋肉がちゃんと使えていないと進みません。

60秒を切れない人は膝や足回りの怪我をするリスクがかなり高いです。

ランナーの方は50mで90秒、約2分くらいかかる方もいますが、
怪我予防のため板キックをチャレンジしていただいています。

足首が硬い→股関節も硬い人が多く、その身体だとランニングフォームで
良い姿勢を取ることができません。

夏はこんな感じで暑いですから、ランのトレーニングとして走るだけでなく
アクアウォーキングをしたり、板キックをひたすらしたり、
またクーリングとして回復効果を狙って、スイム(プール)を取り入れてみてください♪