日: 2014年9月5日

海に強い泳ぎ方!

先週の日曜に湘南オープンウォータスイミング大会の2.5kの部に出場し、
女子総合優勝をしました。

2.3位の選手は高校生と中学生でウエットスーツなし、
私はウエットスーツを着ていたのと経験があり有利だったと思います。

この日、べた凪に見えた海も沖に出るとバシャバシャしていました。

こんなコンディションのOWSでは経験値で差が出ます!

キーワードは『ピッチ&キック』

私のプールでの泳ぎはピッチを上げず、
たくさんの水を捉えるように意識しています。
自転車でいうと、重いギアで回すイメージです。
これは腹筋が強くないと(ギアがたくさん必要)できません。

頑張って泳いでいても、
人から見ると全然頑張っていないように見えるそうです。笑

50mプールで100m×6本2分サークルのメニューをした時に
こんな感じで泳ぎました。
※休みが長いですが。

1セット目:ブイをつけて1分28。
2セット目:スイムで1分22。心拍126。ストローク50mで36〜37かき

この泳ぎで海に出ると、流れに押し戻されてしまうので
湘南OWS大会ではストロークを増やして
50mで45回くらいまで上げました。

自転車で言うと、ギアを下げて軽いので回して、
ピッチを上げるためにキックは速く打ちました。

進むためのキックではなく、
ピッチを上げるためのキックなので軽く速く打ちます。

速いスピードで走る(ランニング)とき、腕引きも自然と速くなりますよね。
それと一緒です。

自転車で坂を登るとき、重いギアで登るより、
軽いギアで回した方が楽ですよね?
パワー系の方もいると思いますが。。

海も一緒です。
うねりでバシャバシャしている時、波に向かって泳ぐ時は
ピッチをあげることが海で速く泳ぐことのポイントのひとつです。

自転車で下り坂を走るときはギアを重くして
普段の回転数かちょっと遅くして回します。

海でも自分の後ろから波(流れ)がきている場合は
伸びて泳ぐようにすると、波に乗って泳ぐことができます。

ただ腕だけを速く回してしまうと腕がパンパンになります。
キックを打つことで体幹が安定して、うねりに流されにくくなり、
速く打つことでピッチがあがり、体幹パワーを省エネして泳げます。

海でウエットスーツを着て泳ぐ際、
浮くからキックをしなくても良い。
という考えの方がいると思いますが、私は逆です。

体幹を使えるようにする、ピッチを上げるため以外にも
キックを打つ理由があるので、それはまた今度書きたいと思います。

ビーチランも必死です!笑

普段海で泳ぐ時は陸からせいぜい400〜500m先くらいまでしか出ません。
トライアスロンの大会では斜めにコースを取ったり、
一周400~800mくらいを周回することが多いのですが、
この大会は真っ直ぐ沖に向かって1.25k行って戻るコース。

海岸付近はオフショア(陸から海に向かって風が吹くこと)だったので、
ベタ凪で泳ぎやすかったです。
レースの時、海の透明度はとても高く、
1.25k先まで泳ぐということで「海を泳いだ」満足度が高かったです。

また大会はたくさんのスタッフの方が支えてくださり、
コース設定も良くとても充実していました。

チームアオヤマのメンバーさんと一緒に出場して、みなさん無事に完泳されました。

明日は【海に強い泳ぎを手に入れようセミナー!】
を千葉県トライアスロン連合主催で開催します。

ご参加の方、お待ちしております!!