月: 2014年11月

マラソンは30kから!最初は余裕を持って走りましょう。

いよいよ秋のマラソンがスタートしますね!
10月~11月上旬にもありましたが、まだ暑さがあるので
チームアオヤマでは快適にそしてタイムを狙いたい方には
11月下旬のマラソンをお勧めしています。

多くの方は11月23日大田原マラソン、つくばマラソン、11月30日富士山マラソンに出場します。
私はつくばマラソンへ行きますので、出られる方応援します!!

つくばの応援ポイントは5kと35kです。
出場された方はわかると思いますが、35k地点には程よい坂が待っています。
あそこをちゃんと走れるかどうかで残りの約5kが変わります。
歩いてしまうと残り5kはとても長く感じると思います。

チームアオヤマではこの3週間毎週日曜に、ペース走セッションを行いました。

春先に行った5kタイムトライアルのタイムからマラソンペースを算出し、
そのタイムの感覚を身に付けていくための練習です。

マラソンペースで20kなので、余裕を持って終われればOKです。
もちろん練習期によっては身体がキツイときもありますが、
20kで必死であれば、マラソンペースを変更する必要があります。

本番は設定ペースで余裕を持って30kまで走る。
そこからスタートするイメージで、余裕があれば徐々に上げていき、
でなければキープして走ることがポイントです。

よくスタートダッシュをしてしまったり、
速い人につられてしまう人を見かけますが、後半確実に失速します。

最初の5kはアップするくらいの気持ちで余裕を持って走りだしましょう!

グラフで見るイメージはこんな感じです。
距離は10kですが、ビルドアップの心拍データです。

20141111

ラスト3kを上げていったのですが、キレイに右肩上がりになっています。
これが途中でガクンと落ちてしまう=スピードを上げすぎてしまうと、NGです。

そしてこれは以前マラソンを走った時のものです。

20130324

30kまで心拍がだいたい横一線で走れていましたが、36k地点でエネルギージェルを摂った後
ペースアップをし過ぎてしまい、40k地点で一気にスピード&心拍が下がってしまいました。
残り2kが本当にきつかった。。

ラスト上げられたのはおじさんに煽られて(笑)猛ダッシュしたためです。
あの時はおじさんありがとう!

スタートラインに立つと気持ちが盛り上がり、つい速く走ってしまいがちですが、
応援に来ている人の顔を見ながら、声援に応えるくらいの余裕を持って走ってみてください♪

マラソンに出場される皆さんの目標達成を応援しています!!


初心者も大歓迎♪稲毛ランニング教室ウノカペリ

2011年から継続している稲毛ランニング教室ウノカペリでは
身体を動かしてみたウォーキングの方から、ちょっと走れるように、5kの大会に出てみたい
フルマラソン、トライアスロンをしている方まで、様々な方たちを指導させていただいています。

ペースは異なっても、身体の動かし方は一緒なので、
最初に一緒に動きを身に付けるドリルを行ってから、各自のペースで走る内容で行っています。

正しいフォームで走るには、
走る前にストレッチとちょっとしたエクササイズをやるとフォームが良くなります。

9月から午前の部を開催しており、
走り始めてみたいのですが・・・という初心者の方がご参加をしてくださっています!

先日5日の教室ではストレッチをして、ドリル等をしてからの
ウォーキングは姿勢もよく、運動効果もアップして、かなりいい汗をかいていらっしゃいました。
もちろん走れる方はバリバリとランニングしてもらっています♪

次回午前の部は、来週12日(水)10:15〜12:00@検見川の浜無料駐車場にて行います!

●稲毛ランニング教室
http://www.keiyo-isc.org/running/

【11月スケジュール】
■11月12日(水)10:15~12:00
集合場所:検見川の浜無料駐車場(千葉西高校隣)
内容:ストレッチ、ランニング基礎(フォーム説明、ドリル)、マイペース走
※参加人数が少なめなので細かい指導ができます。

■11月12日(水)19:15~21:00
集合場所:なかよし公園(稲毛図書館隣)
内容:ストレッチ、ドリル、レクリエーション、JOG
※土のグラウンドで行い、走る前の遊びトレーニングが多いです。

■11月22日(土)10:15~12:00
集合場所:検見川の浜無料駐車場(千葉西高校隣)
内容:ストレッチ、ドリル、JOG、階段TT
※参加人数が多いので、ライバルが欲しい方、わいわい楽しみたい方におススメ。
 もちろん初参加の方には走り方をレクチャーします。


12月6日(土)に千葉県トライアスロン連合ウインタージュニアキャンプ開催します!

恒例となってきた、千葉県トライアスロン連合(CTU)のジュニアキャンプ。
12月6日(土)13:00~16:30に稲毛海浜公園周辺で開催することになりました。

DSCN21921

2014年は2月、6月、7月、9月、12月と全5回実施します。
徐々に子供たちも慣れてきてくれて、また保護者の方にもご協力いただき
ちょっとずつ形になってきているかなと思います。

1人でも多くの子供にトライアスロンの楽しさを知ってもらえたら
お父さんお母さんも一緒に身体を動かしてもらえたら
という思いで担当させていただいています。

というのも、毎月開催できていないので、
保護者の方も一緒にトレーニングをしていただき
次のキャンプまで親子で練習してもらおう作戦をしています。

中にはトライアスロンを始めた方もいらっしゃるんですよ。

親子で一緒のことをできるって素敵ですよね♪

今回のウィンターキャンプはバイクとランのトレーニングを行い、
終わった後は海鮮BBQ!
子供向けにビックウィンナーもありました♪

テントが張ってあるので、雨でも大丈夫!
雨天の場合、キャンプは中止になりますが、
BBQは暴風でテントが飛ばない限り実施します♪

費用は食べた分を割り勘で・・・2,000円くらいかなと考えています。

走って、食べて、身体を作っていきましょう♪

お申込みはCTUホームページよりお願い致します。
●CTUホームページ
http://www.keiyo-isc.org/ctu/

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日 時:2014年12月6日(土)
主 催:千葉県トライアスロン連合
場 所:アクアリンク周辺、稲毛海浜公園付近(予定)
集 合:稲毛海浜公園プール入口 (〒261-0003千葉県千葉市美浜区高浜7丁目1−1)
    http://www.cga.or.jp/004005/
    駐車場(3時間まで300円、以降1時間100円)
目 的:トライアスロンのための身体作り
内 容:バイク・ランのスキル習得
参加者:小学1年生~小学6年生
定 員:30名  
参加費:1,050円(スポーツ保険料込み)
    ※CTU登録者は500円キャッシュバック
持ち物:自転車、ヘルメット、グローブ、履きなれたシューズ、動ける格好、飲み物

【スケジュール】
12:45 集合、受付(稲毛海浜プール入口)
13:00 バイクトレーニング(1時間)
14:00 休憩
15:00 ラントレーニング(1時間)
16:00 修了式
17:30~19:00 海鮮BBQパーティ ※希望者のみ
    場所:稲毛海浜公園バーベキュー場
    〒261-0003 千葉県千葉市美浜区高浜7-1-1
【かき小屋】http://www.bbq-company.jp/inagekaihin_s.html
    費用:2,000円くらい(頼んだ分を割り勘します)

講 師:太田 麻衣子(JTU中級指導員/TeamAOYAMA) 
吉越慎吾(日体協公認トライアスロン指導員/スポーツクラブNAS)
締 切:11月28日(金)定員になり次第締切


リカバリーとプル動作は、肘が自然と曲がるのが理想です。

前回リカバリーについて説明させていただきました。
クロールでいうリカバリーは腕を後ろから前に戻す動作です。

リカバリー=休息

なので、曲がって休めた方がプル動作(水を捉える)でより力を使えると考えています。

リカバリーとプル動作は肘を曲げるのではなく、
自然と曲がるのが理想です。

肘が伸びていて速い選手もいますので、どちらが正解ということはありません。
私は肘が曲がっている方がリカバリー動作で休ませることができるので
そのような泳ぎをしています。

私が理想とするのは上の人。
リカバリーでもプルでも肘が曲がっています。

下の人は、リカバリーもプルも肘が伸びています。

ピンクで塗ってあるのが、捉えている水です。
絵からもわかるように、伸びている人より理想の人の方が
たくさん水を掴めているので速く泳げます。

理想の人は身体の前から水を掴み、手が腰付近に来た時に
肘からスッと抜いて、そのまま肘からリカバリーに入ります。

肘が伸びていると肩の真下あたりから水を捉えて
そして伸ばしたまま水面までかくので、リカバリーも伸びてしまいます。

伸びたプル動作の人は、体幹&腕パワーがある人は肩の前側を痛めやすいです。
また上下動してしまい、水の抵抗が増えて遅くなります。
また海では横から波の影響を受けてスピードダウンします。

では肘が伸びている人に、リカバリーは肘を曲げて!
とアドバイスするとどうなるでしょうか?

プル動作で肘が伸びているにも関わらず、
リカバリーで肘を曲げることを考えて、
腰付近で肘を抜いてしまうと・・・
余計に水が捉えられなくなり、さらに遅くなってしまいます。

逆にプル動作で肘を曲げて!肘を立てて!
とアドバイスすると、肘が落ちてしまい
身体が沈んだり、呼吸の時に水を飲んだり、
さらに水を捉えられなくなってしまいます。

プル動作で前から水を掴めれば、自然と肘が曲がり、
リカバリー動作でも曲がったままになります。

立位で重い荷物を持ったイメージをしてみてください。

肘が曲がった方が楽に持てるはず。
きっと意識しないでも曲がっていると思います。
泳ぐ時も一緒です。

水を捉えられれば、肘は自然と曲がるようになります。

なので、肘を曲げて!肘を立てて!
とアドバイスすると、余計にダメになってしまうのです。

私が指導する時は、
理想の動作ができない原因をつきとめて、そこを改善していきます。
頭でやり方はわかっていても、身体が付いてこなければできませんからね。

肘を曲げてプルができるようになるためには・・・
1.手足の力が抜けている
   脱力すれば水を感じられる。

2.腹筋が強く、使えている
   水を捉えれれば、自然と腹筋に力が入る。=安定する。
   速く泳ぐ時は腹筋の使い方を変える。
   自転車で速く走る時、変速ギアを重くしていきますよね?
   スイムの時は腹筋がギアになるので、強い人ほど、泳ぎに変化を付けることができます。

3.肩甲骨が動いている
   これがかなり重要!!
   また別の機会に説明します。
   
この3つがポイントと考えています。

リカバリーでは肘が自然と曲がって休息できるように。
プルでも前から水を捉えて、自然と肘が曲がるフォームを目指しましょう!